リペアソルブN バイオマス原料使用 アスベスト含有塗膜剥離剤
リペアソルブNはアスベスト含有塗材に対応した剥離剤で、リシンのような薄膜だけでなく、タイル・スタッコのような厚膜にも浸透性が高く、剥離をすることができます。アスベスト含有塗膜を湿潤化させるため、アスベストの飛散防止をしながら、塗膜の剥離が可能です。
また、原料の一部にバイオマス原料を使用しており、リペアソルブNを使用することで持続可能な社会への貢献が可能です。
リペアソルブNは2022年10月バイオマスマークを取得しました。
持続可能な社会に貢献すべく、剥離剤成分の一部にバイオマス原料をしています。
バイオマスマークは一般社団法人日本有機資源協会が発行するマークで、生物由来の資源(バイオマス)を活用し、定められた法規、基準、規格等に適合している環境商品のことです。
詳しくは以下からご確認頂けます。
【有機溶剤とサステナビリティ】バイオマスマークについて
〇お知らせ
2022/12/14(水)~12/16(金)中小企業 研究開発(サポイン・サビサポ)展にリペアソルブNを出展致します。
リペアソルブNの特長
リペアソルブAとリペアソルブNを比較した際に以下の特長が挙げられます。
①厚膜塗材に効果的
リペアソルブNは高粘度のため、厚塗りができ、タイル、スタッコのような厚みのある塗材にも効果的です。
②溶剤系で優れた浸透力
リペアソルブNは溶剤系のため、浸透力が高く、塗り重ねられた塗材の奥まで協力に浸透します。
リペアソルブNは以下のような別のタイプもございます。
リペアソルブNの用途
・アスベスト含有塗材の剥離(リシン、タイル、スタッコ等)
・クッションフロアの剥離 ※クッションフロアの上から塗布して、クッションフロアと接着剤を同時に剥がせます
・塩ビタイルの剥離 ※塩ビタイルの上から塗布して、塩ビタイルと接着剤を同時に剥がせます
・Pタイル接着剤の剥離 ※Pタイル接着剤にはアスベスト含有している場合があります。)
(参考)リペアソルブNによるクッションフロアの剥離試験
リペアソルブNはクッションフロア材の剥離剤として使用できます。(使用方法)
①クッションフロア材の上からリペアソルブNを塗布
②剥離剤を塗布した状態で24時間放置します。
※この間にクッションフロアを浸透し、接着剤を軟化させます。
③スクレーパー等の工具を使用してクッションフロアを剥離します。以下の画像のように剥離できます。
リペアソルブNの適用塗材
塗材の種類 | 目安時間(20℃以上) | 目安塗布量 | |
リシン | 薄塗材E(樹脂リシン) | 6~24時間 | 0.5~1.0kg/㎡ |
外装薄塗材S(溶剤リシン) | |||
可とう形外装薄塗材E(弾性リシン) | |||
防水形外装薄塗材E(単層弾性) | |||
タイル・スタッコ | 複層塗材E(アクリル系吹付けタイル) | 12~48時間 | 0.8~1.0kg/㎡ |
複層塗材RE(水系エポキシタイル) | |||
複層塗材RS(溶剤系エポキシタイル) | |||
防水形複層塗材E(複層弾性) | |||
厚塗材E(樹脂スタッコ) | 24時間~ | 1.0~1.5kg/㎡ |
※セメント系塗材(セメントリシン、セメントタイル、セメントスタッコ)と無機系下地調整剤には適用できません。
※推奨放置時間は24時間~です。
※塗材の種類、厚み、劣化状況、天候条件などにより剥離効果の期待できる剥離剤、塗布量、放置時間は変わります。
※予め試験施工を行い、適切な剥離剤、塗布量、放置時間等を確認してください。
リペアソルブNの使用方法
本製品は高粘度対応のエアレス吹付等で塗布可能です。
※1回の作業で除去できない場合、繰り返し作業を行って下さい。
※再塗装する場合は、剥離剤成分が残有しないように高圧水洗を行って下さい。
※洗浄後は塗装面を十分に乾燥させてから、塗装工程を行って下さい。
リペアソルブN カタログダウンロード
※画像をクリックするか、以下リンクをクリックするとカタログダウンロード可能です。
リペアソルブN、リペアソルブN-2、リペアソルブN-3、リペアソルブA カタログ
アスベスト含有仕上げ塗材に関する基礎的な内容は以下を参照して下さい。
アスベスト含有仕上げ塗材の危険性と剥離剤の現状
アスベスト含有仕上げ塗材であるリシン、タイル、スタッコなど基本的なアスベスト含有仕上塗材の種類について知ることができます。