水系塗膜剥離剤 リペアソルブS
鉛・PCB含有塗膜対応 環境対応型 塗膜剥離剤
◆国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS)登録商品(登録№CB-170013-VE)
◆国土交通省/土木研究所 土木鋼構造物用塗膜剥離剤ガイドライン(案)改訂第2版準拠品
新グレード「リペアソルブS-2」登場!
〇2022年2月 鋼構造物用剥離剤のリペアソルブS-2が「名古屋工業グランプリ」において、市長賞を受賞しました。
名古屋工業グランプリとは、中小企業の技術振興や経営の活性化を促進するため、独創性や着想に優れ、技術的にも高度で、かつ工業的にも有用である新技術や新製品を表彰するものです。
☚【リペアソルブS実績動画①】実際の橋梁剥離現場の様子を収めました。 |
用途
鋼構造物(橋梁、歩道橋、水門、水管橋、水圧鉄管、タンク、鉄塔などのあらゆる鋼構造物)の塗膜剥離
※鉛・PCB含有塗膜にも対応
>>下記の代わりとして使用可能
- 塩素系剥離剤
- サンドブラストなどの物理的剥離
対象塗膜
▶軟化しやすい塗膜
- 鉛系錆止め剤
- フェノール樹脂MIO塗料
- エポキシ樹脂MIO塗料
- 長油性フタル酸樹脂塗料
- 塩化ゴム系塗料
- タールエポキシ樹脂塗料
- エポキシ樹脂塗料
- 長ばく型エッチングプライマー
- 有機ジンクリンチペイント
▶軟化しにくい塗膜
- 鉛丹錆止め塗料
- 厚膜型エポキシ樹脂塗料
- ポリウレタン樹脂塗料
- フッ素樹脂塗料
▶軟化しない塗膜
- ガラスフレーク入り塗料
- 無溶剤型塗料
- 無機ジンクリンチペイント
- 無機ジンクリンチプライマー
※さびや黒皮(ミルスケール)は除去できません
特徴
リペアソルブSは水系の剥離剤です。
生分解性が高いため、作業者や環境への影響が少なく、安全な作業環境づくりに貢献します。また、従来の塩素系剥離剤と比べ、多層塗膜への浸透性が高く、一度に複数の塗膜を剥離することができます。
リペアソルブSによる剥離は、塗膜が膨潤シート状に剥離されるため、剥離時に塗膜が飛散することなく、塗膜の回収が容易です。
◎環境対応型で強力剥離
ジクロロメタン非含有でありながら、あらゆる塗料に対して効果があり、強力に剥離することができます。
◎極めて低臭
溶剤臭がほとんどしないため、作業者に優しく、周辺環境に配慮した作業ができます。
◎非危険物
消防法上の非危険物なため、火気や静電気による火災事故を防ぐことができます。
◎経済性に優れる
ブラスト工法などに比べ、鉛やアスベストなど、有害物質を含む塗膜ダストの飛散対策が容易で、人件費や二次設備費を圧縮できます。また、リペアソルブS自体も、水系剥離剤としては安価で、荷姿も豊富です。
◎液ダレしない高粘度タイプ
液ダレしないよう、適度な粘度があるため、刷毛塗りやスプレー吹きに適しており、安全に作業ができます。剥離カスが散ることもありません。
標準施工時間
塗装系 | 気温・湿度 | 標準塗布量 | 剥離可能塗膜厚 | 膨潤・軟化時間(20℃) | |
A塗装系 | フタル酸樹脂塗料 | 気温5℃以上
(10℃以上を推奨) 湿度85%以下 (結露時は施工不可) |
1回の塗布につき
0.5~1.0kg/㎡ |
500㎛/回 | 18時間以上 |
B塗装系 | 塩化ゴム系塗料 | ||||
C塗装系 | ポリウレタン樹脂塗料
フッ素樹脂塗料 |
24時間以上 | |||
D塗装系 | タールエポキシ樹脂塗料 |
使用方法例
環境法令
法規制 |
リペアソルブS |
リペアソルブS-2 |
従来タイプ(塩素系剥離剤) |
有機溶剤中毒予防規則 | 非該当 | 非該当 | 非該当 |
特定化学物質障害予防規則 | 非該当 | 非該当 | 該当 |
消防法 | 非該当 | 非該当 | 非該当 |
化管法(PRTR制度) | 非該当 | 非該当 | 該当 |
廃棄物処理法 | 産業廃棄物 | 産業廃棄物 | 特別管理
産業廃棄物 |
実績集
施行動画
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【補足記事】
鉛・PCB含有塗料の危険性と剥離剤の今